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2008年4月 8日 (火)

「サポートブック・小学校就学前・編」

小学校の就学前ケース会に合わせて、「サポートブック」を作りました。
診断を受けて幼稚園の年中組で入園するときに、簡単なとっちゃんのことをまとめたものから始まり、「サポートブック」を作るのは、今回で3回目でした。
さすがに3回目になると、少しは慣れてきました。
この「サポートブック・小学校就学前編」、ものすごく長いです。
良かったら、読んでみてください。


今回作った「サポートブック」は、

「発達障害のある子とお母さん・先生のための思いっきり支援ツール」

武藏博文・高畑庄蔵 著

発行:エンパワメント研究所
発売:筒井書房

と、発達障害者支援センターが毎年作ってくださっていた とっちゃんの「プロフィール」を参考にしながら書きました。

私が選んだ項目は、まず、とっちゃんのことを知ってもらうための項目

○身長・体重・血液型

○性格…広汎性発達障害の特徴がありつつも、良い意味で捉えられるよう書きました。

・性格…新しいことや、いつもと違うことは、とても苦手ですが、環境に慣れてくると、おもしろいことをして人を笑わせたりと明るい面があります。興味のあること、好きなことに対しては、集中して取り組めます。人が好きで、お友達と仲良くしたい気持ちを、たくさん持っています。

○好きなこと・興味があること

○嫌いなこと

○好きな食べ物

○嫌いな食べ物

これらは、話し好きなとっちゃんが、よく話すことで、コミュニケーションをとるときに役立つと思われるものと、食べることは基本ですから、学校では給食もあるので、食べることの好みも書きました。


次に、とっちゃんの広汎性発達障害の特徴と対処法


◎安心すること、安定すること

○いつもと同じこと、見通しがつくこと、予定がわかっていること。

○好きなことをしている時(お絵描き、簡単な工作、ブロックで遊ぶ、畑で野菜をみることなど)

○言葉での指示で伝わりますが、視覚支援があると、より伝わりやすく安心します。
(実物、写真、絵、文字による指示)

○自分を理解してもらっていること。

◎不安なこと、苦手なこと

○新しい場所、新しいこと、新しい生活パターン。環境が変わると慣れるまで不安になります。

☆対応→スケジュールを用いることで、不安が軽減します。見通しがつくだけで、かなり、お友達と同じように行動出来るようになります。

○いつもと違うこと(行事)や、人がたくさんいる場所は苦手です。

☆対応→スケジュールを用いて、見通しをつけます。自分でスケジュールを見て確認でき、スケジュールで見通しがつくことで安心して行事にも参加出来ます。

○何かに集中して取り組んでいる時は、終わり方に工夫がいる時があります。

☆対応→終わり方…時計の絵を描いて終わる時間を示す、紙がない場合は時計の長い針が例えば6の所にきたら終わりなど視覚的に予告した方がわかりやすいです。もしくは、、あらかじめ「あと○分ね。」とタイマーをかけて、タイマーがなったら終わりと、終わりの時間が来たことがわかりやすいようにすると、納得して終われます。

○曖昧な指示、一度に3つ以上の指示など、言葉中心の指示はわかりにくいです。
(最初の指示が抜けたり、真ん中が抜けたりします。わからないときには、同じ言葉を繰り返して言うことがあります。)

☆対応→明確で分かりやすい指示をします。指示がたくさんある時は、出来ていないことを後で再度指示するなど、指示をわけると、指示どおりに出来ます。また「○○してはダメ」という指示より、具体的に望ましい行動を指示する方が、早く指示通りに行動出来ます。(例:椅子から立ったらダメです。→ 椅子に座ります。)

○「痛み・寒さ・暑さ・かゆみ」などの感覚過敏があります。

☆対応→同じ年齢の子供達より少し大げさですが、少しずつ過敏さがなくなって来ています。痛みならバンソーコー、寒さなら防寒(手袋、長い靴下など)、かゆみは薬、などで対応すると落ち着きます。

○視線を合わせることが苦手です。

☆この障害を持つ人にとって視線を合わせることは、強い刺激になり、目を背けてしまいます。自己防衛の一つです。


それから忘れてはならないパニックの対処法


◎パニックについて

○現在、幼稚園でも、家庭でも慣れた環境にいるため、パニックになることはありません。
しかし、慣れない環境、新しい環境になると、パニックになることがあります。

○パニックの状態
 パニックになっても、暴れることはありません。○○(とっちゃん)のパニックは、その場に固まって泣いて、動けなくなり何も出来なくなってしまいます。

○原因① 強い不安を感じた時。

   ② 楽しくて興奮するゲームなど勝たないと気が済まなくなることがあります。

   ③ 感覚過敏の中でも寒さが一番苦手です。特に急に寒くなった時に固まって動かなくなることがあります。
   
   ④ お友達とけんかしたり、仲良く出来なかった時。


☆対応→パニックになった時は、パニックを起こした場所から離し静かな場所に行きます。落ち着くまで待ってから、本人の気持ちを肯定しながら、本人の気持ちを聞いてあげます。理由がわかれば、パニック回避に役立ちます。落ち着いてきたら、気持ちが切り替えられる言葉かけをします。次にするべき行動を示して次の行動に誘導します。

お友達とのトラブルの際は、本人が悪い時は、話して聞かせると「ごめんなさい。」と言うことが出来ます。


現在の状態として幼稚園での現在の様子の項目


○お友達との様子

○ルール、順番は守れているか?

○指示が通っているか?

○話をきちんと聞けるか?立ち歩いたりしていないか?

○トイレは決まった時間に、みんなと一緒に行けているか?

○給食の様子

○幼稚園で苦手なこと

○大好きなお友達に対して

○幼稚園の先生より…

これらの項目について幼稚園の面談の時に先生から聞き取りをして書きました。


最後にお願いと挨拶を書きました。

参考までに書きますね。


◎お願い

 ○○は(とっちゃん)、幼稚園の集団生活、家庭での同い年の○○(こぼちゃん)との関わりから、コミュニケーション面は、かなり良くなり、お友達と関われるようになってきました。

 人が好きなので、自分から積極的に話しかけたり、コミュニケーションを取ろうとします。しかし、隼生の持つ広汎性発達障害は、社会性の障害、コミュニケーションの障害があるとされています。時には、これらの障害から、上手くお友達と接することが出来ないこともあります。

 ○○は、お友達を一緒のクラスで勉強したいという想いがあります。それは、人と関わりたい仲良くしたいという、ごく普通の子供の気持ちです。情緒学級を希望していますが、希望が叶い、情緒学級に在籍しても、交流学級でお友達を関わりたいとう気持ちを伸ばしてあげたいと願っています。落ち着いて来たら、一人でも交流学級に行けるようになってくれたらと願っています。

 先生方もお忙しいと思いますが、毎日の日常から、○○とお友達との関わりを注意して見ていただけると、とても嬉しいです。お友達とのやり取りで、上手くいかないことがありましたら、連絡していただけると、家庭でも話して聞かせるなど、コミュニケーションの取り方を教える機会になりますので、どうかよろしくお願いします。


◎最後に…

 私達の息子、○○は(とっちゃん)、「広汎性発達障害」と診断を受けています。○○は一見、他の同年齢の子供達とあまり変わらないように見えます。しかし、時々起こるトラブルの中には、自閉症という障害からくる症状があり、障害の特性にあった対応が必要となります。ときには我がままに見えたり、怠けているように見えたりするかもしれません。しかし、やはり、○○の場合は、持って生まれた障害から起こっている場合がありますので、ご理解をしていただけると嬉しいです。

 ○○は新しい環境が、とても苦手です。新しい生活パターンになれるまで、普通の子供より、長い時間が必要です。今、出来ていることも、慣れるまで一時的に出来なくなることがあるかもしれません。けれども、今まで経験した2回の環境の変化に(幼稚園入園、自宅転居のための幼稚園の転園)、ゆっくりながら適応し、慣れてくるに従って理解力が上がり、前と同じ状態に戻って、そしてまた成長してきてくれました。

 私達は、○○の成長を信じています。小学校入学という大きな環境の変化ですが、きっと、環境に慣れて適応し、○○の持っている力を出せるようになると信じています。

 先生方には、ご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、どうか、○○のことを暖かく見守って、ご指導していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

※注) ○○ …… とっちゃんの名前が入ります。


以上が、私が作った「サポートブック」です。
A4にして、6ページ。
少し長いかもしれませんが、しっかり目を通していただけました。

それから、この文章を見やすくするために、たけ父さんにエクセルで表形式にしてもらいました。
(たけ父さん、ありがとう!たけ父さんはパソコンが得意なので、とても助かります^^)

この「サポートブック」には、とっちゃんのことを理解してもらうために、とっちゃんが困ることについての対処法、現在の様子、お願いしたいことを書きました。
今回は、「こうすれば出来ます!」と前向きなものに仕上げたつもりです。
視点は、とっちゃんが先生に知っていて欲しいだろうなって思うことを書いたつもりです。
この「サポートブック」が、とっちゃんと小学校の先生方のコミュニケーションの助けになれば嬉しいです。


※今回からは、支援センターさんからの「プロフィール」に代えて、この「サポートブック」のみになりました。
間違った記述がないか、事前に、支援センターの相談員の方、心理士の先生、特別支援教育コーディネーターの先生、告知準備をしている最中だったので、主治医の先生に見てもらいOKをもらいました。


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